種籾(種もみ)・水稲/陸稲種子(にこまる・みずほの輝き・はるもに等)の販売、農業に関することなら、京都市山科にある(株)のうけんにご相談ください

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商品一覧

水稲モチ種籾

ヒデコモチ

●来歴

大系1076×ふ系72号 昭和42年・東北農試交配 同54年・同場育成
旧系統名:奥羽296号 登録番号:農林糯254号

●命名の由来

餅肌が白く優れていることから、秋田民謡「ひでこ節」にでてくる風味のよい山菜「ひでこ」と、それを摘む肌白の「秋田おばこ」に因む。

●特性の概要

出穂・成熟期はヒメノモチ並みの早生。短稈偏穂重型。耐倒伏性はやや強。ふ先色は黄白。粒着きはもちとしては密ではないが、うるちに比べるとやや密。熟色良い。玄米の粒型は中。品質はヒメノモチ並み。食味は極良。いもち病抵抗性はやや強い。白葉枯病・縞葉枯病には弱い。耐冷性は弱。収量性はヒメノモチ・オトメモチ並でもち品種としては中程度かやや高い。

●適地及び栽培状の注意

東北中南部の平坦肥沃地が適地。耐冷性が弱いので、山間地や冷水のかかりやすい場所での栽培は避ける。倒伏に強いが過繁茂になりやすいので、多量の後期追肥は施用しない。穂数が少ないので、健苗育成、初期生育の促進及び栽植密度を高めることにより、穂数確保に努める。多肥による穂数増は、倒伏や登熟の低下に結びつきやすいので注意する。

ヒメノモチ

●特性

出穂期はオトメモチ並で、寒冷地中部の早生の晩。稈長はやや長く草型は偏穂重型で、ふ先色は黄色。粒着はやや密。脱粒性は難。玄米の粒形、粒大は中。光沢および「はぜ」がよく、米質は上の下。耐倒伏性は中。いもち抵抗性はやや強。耐冷性はやや強。穂発芽性は易。餅質は良い。

●適地

東北南部の平坦地から中山間地が適地。

●栽培上の注意

耐倒伏性が弱いので、極端な多肥栽培を避ける。ふ先色が黄色で草型もうるち品種と変わらないので、うるち品種と混種しないように十分注意する。

カグラモチ

●来歴

F3249(農林25号×社稲)×平六糯昭和28年・関東東山農試交配同38年・農事試育成旧系統名:関東糯66号

●特性の概要

出穂期は8月8日の早生種。長稈大穂の典型的な穂重型品種。粒着はやや密だが、稔実は良好。芒が少程度つき、ふ先と芒は黄褐色。玄米は中粒で品質良好。穂いもちにやや弱い。白葉枯病には中程度。イネカラバエにはやや弱い。収量は大穂で登熟歩合が高いので多収となる。

●適地及び栽培状の注意

標高350m以下の山間地~平坦地帯向き品種。中~肥沃田。登熟力優れ多収で極良質。湿田に適し、分けつが少ないので、早植密植で穂数の確保をはかる。

マンゲツモチ

●来歴

F3249×農林45号昭和38年・農事試育成(農研センター)旧系統名:関東67号
登録番号:農林糯144号

●特性の概要

ふ先色は赤。草型中間。穂発芽性中。脱粒性難。品質、食味ともに中の上。葉いもち病にやや強い。首いもち病中。耐倒伏性やや強。縞葉枯病には弱い。

●適地及び栽培状の注意

関東より以西の浅耕土秋落ち田や中山間地、北陸地方平坦部東海地方の早期栽培など、稈長の伸びの少ない地帯または栽培法に適する。密植して穂数を確保することが大切で、穂肥など生育途中の追肥は少なめとする。いもち病・カラバエに弱いので、防除を徹底する。

峰の雪もち

●特性

出穂期・成熟期はヒメノモチより1日程度遅く、育成地では早生の早。稈長はヒメノモチに比べ約13㎝短い極短稈で、稈はやや太く耐倒伏性は強。穂長は同程度で、穂数はやや多いか同程度の偏穂重型。籾は無芒でふ先色は黄白、脱粒性難で穂発芽性はやや難。
玄米は粒厚が厚く、千粒重は重く品質は良い。餅質は外観、粘り共良く食味は上中。いもち病抵抗性は葉いもちに中、穂いもちにやや弱い。

●適地

東北中部以南の早生及び極早生品種の栽培地帯。

●栽培上の注意

施肥量はやや多め。耐冷性は中程度なので、障害型冷害の恐れのある地帯では穂ばらみ期に深水灌がいなどの冷害対策が必要。穂いもち病にやや弱いので充分に注意する。ふ先色が粳品種と同じ黄白なので混種に注意する。

喜寿糯

●特性

日本晴と同熟期、収量期の高い早生モチ種。いもち病、ごま葉枯病、穂枯れにやや弱いがイネカラバエに強い。耐倒伏性はやや強い。縞葉枯病に弱い。ふ先色は褐色。

●適地

平坦地の早植え~普通期栽培向き。

●栽培上の注意

いもち病、ゴマ葉枯病、穂枯れにやや弱く、山間部ややせ地には不向きである。いもち病、白葉枯病の防除を徹底する。